ゆきさと日記

日々の日常、仕事や趣味なこと。描いてます

あ!これが赤レンガ建物!!

半田市の赤レンガ建物を見てきた!!

 

愛知県半田市の現場の道中にいつも気になる建築物があって、今日少し時間があったので見学してきました。

「仕事の糧になるはず。」と自分に言い聞かせ車を駐車場に入れました。

本日は平日ということもあって来客は僕一人でした。(3時ぐらい)

この半田赤レンガ建物は、明治31年(1898年)に<カブトビール>の醸造工場として建設されたそうです。いまから1世紀以上も前に作られた建築を目の前にして一人で余韻に浸っていました。

しかも設計はあの横浜赤レンガ倉庫や日本橋(装飾部)を設計した妻木頼黄(つまきよりなか)です。

「横浜赤レンガ倉庫は有名だよな~行ったことないけど。」内心思いながら説明をみていました。

 平成26年度に耐震補強工事が実施されて表は比較的綺麗な外観なんです。裏に回ると

上の写真のように年季を感じさせる風貌になってます。

「一世紀もここで建ってるんやなぁ」と歴史を肌で感じましたね。

建物の中も壁や天井は当時のままで残っています。

現在ではほとんど例を見ない、中空構造を持つ複壁や多重アーチ床など、極めて特徴的な構造が印象的です。

うえの写真が中空構造です。このように中が空洞になっている構造を中空構造といい、この構造には大きなメリットがあり空洞の部分が外部からの衝撃を吸収して耐久性を向上できるんです。2つ目に軽量化で運搬や作業効率があがりコストダウンできるという点です。3つめに空洞に空気があり熱を伝えにくいので保温性に適しているてんですね。

ビール工場ですので湿度と温度を安定させるには当時はベストな工法ですね。

長スパンの梁を支える柱頭といわれる部材も展示してありました。

  

空いている部屋では作品展などイベントも行っているそうです。

 

 

建物中にはカフェもあり、あのカブトビールも飲めるそうですよ。(今回は車なのでアルコールは飲めません)次回電車でこよう!!

 

みなさんも半田市にお越しの際は一世紀の歴史を全身で感じてみてはいかがでしょうか?

 

今日はこの辺でグラシャス!!

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