不動産投資の手法は大きく分けて2つ
高利回りの物件の取得で、キャッシュフローをえる手法
この手法は激安で物件を入手して、自分で修繕やリフォーム時によってはリノベーションを行い、物件にかかるコストを抑えて、高利回りで貸すということ。
デメリットは、物件自体の利回りに依存する形なので取得難易度が高い。立地条件が悪い可能性が高い。賃料が相場より安くなるので設備や修繕費に費用がかかり儲けは少ない。流動性が低いので売却が思うように行かないのでキャピタルロスを生じる。融資がつきにくいのでレバレッジが効きづらい。
逆に立地が良くて高利回りの物件を格安で手に入れればローリスクローリターンの手法だと思う。最初は激安物件を探し現金購入してDIYで直して賃貸するのがセオリーかと感じた。
フルローンを受けやすい物件でレバレッジを大きく効かせ、キャッシュフローを得る手法
この手法は、実際の市場価格の差異を利用して、物件価格の満額の融資を受けて、少ない自己資金で大きなキャッシュフローを得るやり方。投資利回りとローンの負担率の差を利用したレバレッジ(テコの原理)を利用するため、物件自体に依存する必要性が少ない。融資利用が前提になるので大きく規模拡大を狙える。
しかし物件に対しても景気に対しても相当な知識や知見が必要な手法だと感じた。最初からここに行くと高い確率でイッパツ退場もあり得るので気を付けたほうがいいと感じた。いわゆる世間が不動産投資にたいして抱いているイメージはこの手法だろう。
不動産投資を行うにあたって必要なこと
1、どのような方向性で進めていけばいいかの方針策定
2、方針に乗っ取った投資物件の選定と紹介、相手方との交渉
3、アパート・マンションや戸建て賃貸など、建築全般の企画・設計
4、金融機関の選定と資金調達
この4つの項目が最初に必要だと、はじめに、猪俣淳氏はおっしゃっている
上記の 猪俣淳氏 著書の誰も書かなかった不動産投資の出口戦略・組み合わせ戦略にとても詳しく書いてあるので、とても参考になった。
以上