現在建築中の現場に確認と業者さんからの質疑の打ち合わせにいってきました。
まずは大工さんとの打ち合わせ。
階段の収まりはどういう感じ?建具の色はこれであってるか?床下収納の大きさは?タイルの割付は?(下地の寸法)
などなど、ボリュームのある質疑が上がってきます。
現場に行く前にある程度は電話にて聞いていますので回答の準備をしてから打ち合わせに臨むのでスムーズに打ち合わせも終わりました。
下の写真は階段の踏み板の加工をしています。
内部造作は順調に進んでいます。
かなり仕事量が多い現場で最初は「間に合うかなぁ?」と1人不安になりながら現場の進行状況を見守っていました。
そんな心配をよそに大工さんは、黙々と仕事をして、予定内に終わるメドをつけてくれました。
次に外壁業者さんとの打ち合わせ。
外壁業者さんからは、土台水切り(土台と基礎の間にある部材)はどのようなおさまり?アクセント壁とベースの壁との取り合いはどうするのか?
軒換気部材はどのように取り付けるか?などの質疑に対しての打ち合わせです。
写真は足場にネットがかかってますので見えにくいですが、ベースの壁のガルバニウム鋼板が取り付けされています。
今回外壁材として採用されているのがガルバニウム鋼板という部材です。
ガルバニウム鋼板とは?
アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%という構成で鉄を守る、耐久性・耐熱性に優れた鋼板です。 1972年にアメリカで開発され、現在では外壁材や屋根材としてガルバリウム鋼板を選択する人も増えてきました。 ガルバリウム鋼板外壁のメリットは、耐久性、耐食性が良い・熱反射率や耐熱性に優れていることです。
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ガルバニウム鋼板のメリット
メンテナンスが少なくて済む
ガルバニウム鋼板は、 塩害地域で15年、それ以外で25年の耐久性だそうです。
塗り替えについては、15年~という風に言われています。
通常のサイディングが10年後との塗り替えを奨励されていることを考えますと、1.5倍長いことになります。
錆びにくい
ガルバリウム鋼板は、表面のメッキに傷がついたとしても、 中に含まれる亜鉛が鉄より先に溶けて、鉄を錆から守ろうとします。
また、亜鉛が錆びることによって、亜鉛の水酸化被膜が鉄の表面を保護する役割をはたして、 錆から材料自体を守る、そうです。
んんん、ちょっと難しい話になってきましたが、とにかくガルバは錆びにくい材料だ、 ということが言えます。
ただ、一概には言えない場合もありますので、それはデメリット編でお話しますね。
防水性が高い
高い防水性が求められる屋根材で使われる材料なので、 素材自体の防水性は高いと言えます。
ガルバニウム鋼板のデメリット
凹みやすく、傷がつきやすい
ガルバリウム鋼板の厚さは商品にもよりますが、0.4mm程度です。 そのため、硬い物が強く当たると、凹むことがあります。
家の脇に自転車置き場などがある場合は、自転車の出し入れで壁にぶつかる可能性があるので注意が必要です。
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車板金と同じで凹んでしまうというのがこの外壁材のデメリットですね。車と同じ補修方法では補修ができないので一度凹んでしまうと専門の補修業者さんにお願いする他打つ手がないのが現状です。
メリットとデメリットを相対的に考えてもオススメできる材料なので、これからお家を検討されている方は判断素材にしてみてはいかがでしょうか?
詳しく材料の紹介はまた別にアップします。
完成時の写真はアップしますのでよろしくお願いします。
今日はこの辺で!