伝え方にはシンプルな技術がある
たとえば、好きな人がいるとします。でもその人は、あなたに少しも興味がないとき、
何と言ってデートに誘いますか?
「デートしてください」
こう言ってみました。
あなたのピュアな気持ちそのままですね。これだと断られる確率が高いですよね。ですが、コトバ次第で結果を変えることができます。
「驚くほど旨いパスタの店があるのだけど、いかない?」
こう言ってみました。
相手は行っていいかも、と思う確率がぐんと上がるコトバです。どちらにしても、実は
「デートしませんか?」という同じ内容なのです。
これは佐々木圭一氏著書の【伝え方が9割】の一説です。
さとうも今まで好きな人に「好きです。付き合ってください」と正面から言って、帰ってくる言葉は99%「ごめんなさい」でした。
そうです、さとうはストレート球しかない投手だったのです。こんな投手どこの球団もいりませんよね?
この本を読んでコトバには意識して生活するようにしました。「結果はどうなん?」と気になると思いますが、正直さとうはまだわかりません。本を読んで意識するようになったことがまず自分の中の大きな前進ですね。
人生の中で大事なお願いごとは多々あります。
「デートしてください」
「入社させてください」
「契約してください」
「結婚してくだい」
などなど。こういう勝負どころでは多くの人が、コトバを選ばずにストレートに思ったそのままを言うことで成功と失敗をしています。運任せとも言えます。その大切なお願いを相手の気まぐれ次第にしないで、あなたのお願いのしかたで「イエス」の確率を上げてください。
この本では例になぞっていろいろな技術を指南してくています。この本を読んだからといって人生が変わるということはありません。人生は10人10色で人によって環境も事情も全然違います。この「伝え方が9割」はキッカケになるはずです。
いろいろな場面で思考停止しずに自分の頭で考えようとすることが大事だと個人的に思います。
今現在「伝え方」や「コミュニケーション」で悩んでる方は一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
今日はこの辺で!