アルキメデスの大戦!!
本日、平成28年11月28日は月曜日です。そうヤングマガジンの発売日です。
そのヤングマガジンで2015年の52号から連載中の三田紀房先生の作品です。
あらすじは、時代は1933年。中国大陸進出をめぐって日本と欧米列強が対立を深める中、海軍では純国産最新大型戦艦の建造計画が持ち上がっていた。そんな中、巨大戦艦同士の戦いから空母・戦闘機の戦いに時代が変化することを見越した第一航空戦隊司令官・山本五十六は、「図体の大きな戦艦はこれからの時代には必要ない」と言い、機動的でコンパクトな戦艦を提案する。一方、海軍技術研究所所長・平山忠道ら保守派は、後世に名を残すような世界最大の大型戦艦を作る計画を推すしかし、平山案(戦艦大和)の建造費は、通常の見積もりの半額という不当に安いものであった。
事態を知った若き天才数学者・櫂直は、山本に乞われて海軍省に入省し、共に戦うことを決意する。敵対する保守派が見積もった予算案の“ウソ”を、櫂が数学の力で暴いていく――。 (三田紀房公式サイト)
この漫画のおもしろいのが、戦場を描かずに軍隊の中枢機関にいる軍人を書いてるとこなんだよね!!
「実は戦争って、軍がドンパチ戦うだけじゃなく、裏に必ずマネジメントする人たちがいる。戦争をするには武器や道具を買う資金が必要で、それをうまくできた者が勝つ。豊臣秀吉がなんで天下を取れたかというと、金儲けが上手で戦をする武器をそろえることができたから。つまり戦争では、マネジメント能力が問われるんです。戦争をそういう“新しい視点”で読めて、楽しめるマンガにしていきたいですね」(三田紀房談)
海軍のマネジメントや陸軍との駆け引きが絶妙で毎週引き込まれるんですよね!!
おもしろいので、是非よんでほしい作品です。
本日の格言でした。