ゆきさと日記

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出張に便利。全国ビジネスホテルを選ぶ基準3選

 全国ビジネスホテルを選ぶ基準3選

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ビジネスホテル、皆様それぞれ選ぶ基準をお持ちだと思います。

 

そのホテルのポイントを貯めている・全国展開しているなど様々な事がありますが、果たしてちゃんとご自分にマッチしたところを選んでいるでしょうか?以下の記事で少しでもそのお手伝いが出来れば幸いです。

 

短い時間なので、今までのこだわりをちょっと脇に置いてお付き合いください。

 

 

ポイント制度:

 


宿泊ポイントの加算、これは99〜100%デメリットと考えています。

 

私も貯めているグループはありますが、貯めているのではなく「貯まっている」と表現したほうが正しいと思います。

 

貯めるために泊まる場所を限定してしまう、これはトータルで考えると間違ったやり方のお手本のようなものだと思います。

 

どうしてもその間違った選択を認めたく無いのでいろいろ自己弁護しがちですが、ポイントの魔力に騙されて多くの方が良くない選択をされているのが残念でなりません。

 

現在ビジネスホテルの料金は、非常に大きな振れ幅で上下しています。

 

近似の条件のホテルであればポイントを貯めている側のホテルを選んでしまいがちですが、1%のポイントで7000円のホテルに宿泊したとするとポイントとして貯まるのは70ポイントです。

 

対する側のホテルにはそれを超えるメリットはありませんか?単純に料金だけを見ても簡単に100円くらいの差はあると思います。

 

たまたまポイントのつく側のホテルが全てにおいて優れているのであれば問題ありませんが、ポイントの価値をあまりに誇大評価しすぎると、他の多くのメリットを失っているんだという事も忘れないでおいてください。

 


冒頭に「貯まっている」という表現をしましたが、ポイント加算をメリットと考えずに選んでも地域内では有力候補に上がってくるホテルもあります。

 

出張地域内でとても優良でかなりの回数泊まる機会がある、という場合は結果として付いてくるポイントを貯める事は無駄ではないと思います。

 

ですが、あくまでポイント加算を基準にしてビジネスホテルを選ぶのはオススメしません。

 

空調:


年の半分はビジネスホテルに泊まってるという特別な人はさておき、多くの人がたまに思い出したような出張で利用するというのが多くのパターンではないでしょうか。

 

今どきエアコンの付いてないホテルは稀ですが、自分の快適な温度を提供してくれるホテル、となると私の実感としては半分以下であるといわざるを得ません。

 

先ず、真夏・真冬は問題ない場合が多いのですが、5月・10月くらいの暑い日、これが非常に問題です。

 

最近は5月・10月でもとても暑い日が多くなってきている実感がありますが、こういった日に個別空調でないホテルに泊まってしまうと悲劇です。

 

尚且つ窓が開かないとなると大変な我慢を強いられてお金を払うといった最悪の事態にもなりかねません。

 

個別空調でないホテルでは、強烈に暑いにも関わらず「冷房」が利かない状態で一夜を明かさないといけないからです。

 

フロントに言っても「共通空調のため本日は暖房しか出来ません」で終わり。

 

最初から室内に書いてはありますが、室内に入ってからでは遅いですよね・・・。

 

全国版の予約サイトでもこの項目はホテル側のデメリットになるらしく、表示されていません。

 

また極稀に自身ページに表示してある良心的なホテルもありますが、予約時に確認して個別空調を採用しているホテルに泊まられる事をオススメします。(明らかに真夏・真冬は大丈夫です)

 

 

駐車場:

 


この項目はあまりにもクレームが多かったのか、最近予約サイトに表示が多くなって来ました。(あくまでホテルが自主的にですが)

 


駐車場の有無と台数は必ず記載してあります、が、問題は立体駐車場です。

 

チェックインの時間は比較的バラけますが、チェックアウト時間は特定の時間帯に出庫が集中します。

 

立体駐車場のビジネスホテルでは、出庫待ちの行列が朝のお決まりの光景になっています。

 

また、出せる回数・時間帯の決まっているところでは自由に車の中のものを取りに行ったり出来ませんし、停電・故障時の対応を考えるとこういったところに停めるのは十分注意したほうが良さそうです。

 

車で来るお客様中心の全国チェーンホテルではこういった事はありませんし、大きなクレーン付きの車も事前連絡で対応してくれるところもありますので、予約時にチェックする事をオススメします。

 

 

具体的には:


ルートインホテルとアパホテルがオススメです。

 


どちらも客の立場で物事を決めています。

 

まだホテル創成期の欧米式マニュアルを崇拝しているようなところは正直目に見えて淘汰されています。

 

そのような中、上記ホテルはある意味野暮ったい庶民目線で対処しているので好感が持てます。

 

 

ルートイン:

 

自家用車利用の客に的を絞っているため、運営にメリハリがあります。

 

先ず、当然ですが平面駐車場があり大きなトラック等の駐車も事前予約で対応してくれ、とても便利です(前出のとおり)

 

労働出張系の人が多いせいか、ほぼ大浴場を併設しています。

 

最近夕食の提供をしないところが多くなりましたが、立地の特性上必ずしも繁華街の近くにあるわけではないため夕食をとれる場所があり、基本的に朝食は全員分用意して対応しています。

 

また、予約サイトにも要望を書き入れる欄があり、出来る事はなるべく対応しようという姿勢が伺えます。

 

別に大仰な要求でなくてもちょっとした事(北側の景色が見たい)を聞いてあげるのはホテル側に何のデメリットもない上に客側からは非常に便利に使えると思うのですが、この要望書き入れ欄がないホテルが多いのは非常に残念です。

 

 

アパホテル:

 

経営者のお人柄、がよく話題になるホテルですが、それは良い方向に効いていると感じます。

 

アパとして新築されたホテルに限りますが、基本的に大浴場があります。

 

都会の立地でもうまく屋上等を利用して露天風呂を設置したりしており、リラックス出来る環境を作り出していると思います。

 

同じく新築に限りますが、必ず客室の窓が開くようになっています。

 

空調がうまく効いていても、少し外気を入れたい場合や、ハメ殺しの窓に閉塞感を感じる人等にはとてもありがたいです。

 

ホテルのハードとしては開く窓はデメリットも多いので、経営者の宿泊者側に立った目線の産物だと感じています。

 

また、これは新築・買い取り物件に共通の事項ですが、掛ふとんがカバー式で統一されています。

 

ビジネスホテルではシーツ2枚の間に挟まって寝るタイプが非常に多いですが、たいがい夜中にシーツがしわくちゃになって整え直し、あまり寝た気がしないパターンが多いのですが、手間のかかるカバー式を一貫して採用しているところにも宿泊客目線を強く感じ、非常に気に入っているところです。

 

まとめ

 


以上いろいろ述べてきましたが、この業界はまだまだ売り手市場である事を実感しています。

 

旧態然としたひどい経営がなされていても、競争相手が現れずにのうのうと経営が続いている地域も非常に多く残っています。

 

ホテル側に無理を言うのは本意ではありませんが、実際に経営者が一晩泊まれば明らかに良くないと分かり、そしてほとんどコストをかけずに改良出来るのに、と思う事が多くとにかく残念です。

 


予約サイトでの予約が主流で非常に便利なため私も多く利用していますが、サイトにない情報はホテル側に直接聞いてみて下さい。

 

ホテル側も宿泊客の要望を100%熟知しているわけではありません。

 

そしてリーズナブルで快適な一夜を過ごされる事を心よりお祈りしております。